当グループでは、これまでのJAWAS-Tを用いたFNDI法に関する研究成果をベースにして、人形峠環境技術センターで用いるウラン量非破壊測定装置[JAEA Active Waste Assay System - Ningyo (JAWAS-N)]の設計解析を行いました。この装置では製作コストの低減化を図っており、装置を取り囲む反射・遮蔽材としてコンクリートを使用しています。
JAWAS-Nの特徴としては次のことが挙げられます。
JAWAS-Nは2014年の完成後、実際のウラン廃棄物ドラム缶の測定を実施しています。JAWAS-Nの外観写真を図1に示します。2015年末時点で、約900本のウラン廃棄物ドラム缶の測定を完了しています。